村上信五さんと農業ベンチャーが『ブドウ』でまちおこしプロジェクト 「マスカットのMと村上のMで『パープルM』みたいな新品種を」 大阪・高槻市
■「農業のイメージを刷新したい」 未来の農業を高槻から世界へ
ノウタスは農家が抱える課題をどう解決していくのだろうか。 3日、高槻市と街づくりに向けた連携協定を結び、村上さんが今後の展望を話した。 ノウタス パープルM事業VP 村上信五さん:テクノロジーも活用しつつ、地域住民の方と、(農業に)特化したスキルを持つ企業も参画して、新たな農業の形態ができないか。 高槻市 濱田剛史市長:芸能界であそこまでいってはりますから、何やってもできはりますよ。ブドウでもすごいのを、パーっと作るんじゃないですか。 ノウタス パープルM事業VP 村上信五さん:市長、そんな簡単に言わんといてください。 今後3年で新種のブドウの発表を目指すパープルM。テレワークで農業に参加できるよう整備したり、体験型の農園をつくり観光客を誘致したりするなど、農業に関わる人を増やしていくということだ。 ノウタスパープルM事業VP 村上信五さん:畑に行かないと農業じゃないというイメージの刷新という使命感もあります。 ブドウをきっかけとした農業の未来づくり。高槻から世界に発信したいとしている。
■ブドウ作りに付加価値を付けて好循環を生み出せるか
ブドウ農家は後継者不足に直面していて、村上さんの取り組みはどうなっていくのだろうか。 共同通信社 太田昌克さん:いくたの困難があると思うのですが、面白いのが新しい農業の形態です。それは付加価値をつけようということです。ブドウ作って、ワインにしたり、色んなステークホルダー、関わる人を増やして、街を盛り上げていこう、そこにまた外から人が飛び込んでくるという、好循環を作ろうとしてるのが非常に面白いですね。ぜひ応援したい。 雇用も生み出まれるだろうし、テクノロジーの力を借りて、農業のあり方を変えようということで、地域の活性化につなげたいということだ。 (関西テレビ「newsランナー」2024年6月3日放送)
関西テレビ