チャールズ国王がイースターの礼拝に出席 カミラ王妃やアン王女はグリーンの衣装で国王と皇太子妃をサポート
現地時間3月31日(日)にウィンザーの聖ジョージ礼拝堂で、毎年恒例のロイヤルファミリーが出席するイースターの礼拝が行われた。がんの治療のため公務を休んでいるチャールズ国王も参加した。 【写真】チャールズ国王とアン王女の、心温まるロイヤル兄妹ショット
国王は礼拝堂にカミラ王妃と車で到着。出迎えた牧師たちに挨拶をすると、礼拝堂の外に集まった人たちに手を振って応じた。がんを公表して以来、国王がロイヤルファミリーの主要なイベントに出席するのはこれが初めてである。
雑誌『ピープル』の報道によると国王と王妃は医療的なアドバイスに従い、感染症対策のために他のロイヤルファミリーからは離れて座った。また国王も王妃も礼拝の後にレセプションやプライベートな昼食会を開催しなかった。同誌によると医師は国王ががんの治療を始めたとき、新型コロナウイルスに感染するリスクを考えて対面する人の数を制限するよう助言している。
今年の礼拝には国王と王妃の他にはアン王女と夫のサー・ティモシー・ローレンス、エドワード王子とソフィー妃、アンドルー王子とセーラ元妃が出席した。がんを公表したばかりのキャサリン皇太子妃、そしてウィリアム皇太子と子どもたちは欠席だった。一家はジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子らがイースターの休みに入ったことからノーフォークのアンマーホールで休暇を過ごしていると報じられている。
礼拝の後、国王と王妃は礼拝堂の周りに集まっていた人たちの前にサプライズ登場。握手をしながら言葉を交わした。感染症対策を徹底していることを考えるとこれはとても異例の対応。ロイヤルファンからお見舞いの言葉をかけられると国王は「頑張っているよ!」と答えていたという。王室専門家のジュディ・ジェームズは新聞「デイリーメール」に「国王は人々の前に戻ってこれたのをとても喜んでいたようだ。表情もいつものようにユーモアに満ちていた」とコメント。「王妃の表情もリラックスしていて、国王のこの日の体調を懸念する様子は見せていなかった」と語っている。