なぜ獲った…。チェルシー、冬の大失敗補強(5)期待外れ…モウリーニョの秘蔵っ子はすぐ退団
冬の移籍市場は各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探すチャンスだが、ビッグネーム獲得が必ずしもうまくいくとは限らない。今回はイングランドの名門チェルシーが冬に獲得した選手の中から、失敗例を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)
MF:マニシェ(元ポルトガル代表) 生年月日:1977年11月11日 在籍期間:2006年2月~2006年6月 チェルシー通算成績:11試合0得点0アシスト 元ポルトガル代表MFマニシェはジョゼ・モウリーニョ監督の秘蔵っ子的な存在だった。 2人の出会いはベンフィカ時代で、2002年1月にモウリーニョがポルトの監督に就任すると、同選手は追うようにして2002年7月にライバルクラブへと移籍。“スペシャル・ワン”の異名を持つ名将は、この司令塔をクラブの中心に据えて2003/03シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など数々のタイトルを獲得に成功した。 そして2006年2月からチェルシーで3度目の共闘がスタートした。ローン移籍での加入ながら背番号7が与えられるなど、かなり期待をされていたが、フランク・ランパードやクロード・マケレレ、ジョー・コールら強力MF陣の中で定位置を確保することができず。契約に付随されていた買い取りオプションも行使されることなく半年で退団となった。
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