現場に落ちたナンバープレートで容疑者判明 ”飲酒運転で当て逃げ” 男を逮捕
佐賀県小城市で酒を飲んで車を運転したとして自称・団体職員の男が逮捕されました。衝突事故を起こしながら、そのまま逃げていたということです。 警察によりますと30日午後3時半ごろ、佐賀県小城市の県道交差点で、「交通事故に遭ったが、相手が逃げた」と当事者の男性から110番通報がありました。 警察が駆け付けたところ、交差点で普通乗用車と貨物自動車が出合い頭に衝突する事故が起きたものの、普通乗用車がそのまま逃げたことがわかりました。 現場には、普通乗用車のナンバープレートが残されていて、警察が所有者の男と車を捜したところ、現場から1キロほど離れた所で、事故車両の近くにいる男を発見したということです。 男の吐いた息から基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、警察は男が車を運転していた裏付けを取った上で、自称・団体職員の古賀和彦容疑者(63)を、酒気帯び運転と当て逃げの疑いで31日未明に逮捕しました。 「間違いありません」と容疑を認めています。
九州朝日放送