<藤本洸大>“ジュノンボーイ”グランプリが緊張の銀幕デビュー 今春高校卒業の18歳、普段は「妄想しまくり」?
おととしに行われた「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた藤本洸大(ふじもと・こうだい)さんが、3月15日公開の映画「恋わずらいのエリー」(三木康一郎監督)で銀幕デビューを飾った。本作を通して、ロケ撮影も初体験。「エキストラの方を含めてとにかく人が多くて。お芝居をすること自体、まだ慣れていないので、そこの緊張と、たくさんの人に見られているという視線の多さへの緊張で、すごく難しかったのは覚えています」と振り返る藤本さんに話を聞いた。 【写真特集】これがジュノンボーイの実力だ! 緊張の銀幕デビューショットも? 一挙公開!!
◇すごく物事を考えてしまうタイプでもあるので…
映画は、藤ももさんがマンガ誌「月刊デザート」(講談社)で連載した同名マンガが原作。宮世琉弥さんと原菜乃華さんがダブル主演を務め、宮世さんは、学校イチの“さわやか王子”近江章(オミくん)を、原さんは、オミくんとの妄想を“恋わずらいのエリー”の名でSNS上でつぶやくのが日課の“妄想大好き女子”市村恵莉子(エリー)をを演じている。
本作で、オミくんの中学時代の同級生・青葉洸を演じた藤本さんは、2005年10月6日生まれ、兵庫県出身。この春、高校を卒業する18歳だ。映画では“妄想”が一つのキーワードだが、自身も「普段から妄想しまくりです」と笑う。
「すごく物事を考えてしまうタイプでもあるので、近くにマンションがあったら、『そこから銃で狙われているんじゃないか』とか、向こうから人が来たら、『刺されるんじゃないか』とか(笑い)、小さいころから妄想の連続。映画の中に出てくる妄想とは違うのかもしれないですが、自分もよくします」
役と自身とを比べて、「明るく、テンションも高めで、すごく優しくて、周りにも気を使ったり、よく考えていたりするところは自分に似ているかもしれません」と話す藤本さん。また撮影中は「周りの足を引っ張らないよう、下手でもいいから、自分の持っているものを全部出しきろう」と思っていた。