<藤本洸大>“ジュノンボーイ”グランプリが緊張の銀幕デビュー 今春高校卒業の18歳、普段は「妄想しまくり」?
「初めての映画の現場ということもあり、緊張に押しつぶされそうになりながらで。視界に“カメラがある”ってこと自体あまり経験がなかったから、それにも緊張するし、自分としても決してうまくできたわけではなかったのですが、それでもやっぱりいい経験になったと思います」
完成した映画については「キラキラ青春系で、キュンキュンするところが見どころ」と位置付けるが、「それプラス妄想の部分や、SNSを使った演出もあって。自分と同世代の方たちには身近に感じられるリアルなところ、共感できるところが魅力。見た人に届いてほしい部分です」と呼びかけた。
◇趣味は心理学、人間観察 とにかくお芝居のスキルを上げたい
特技は5歳で始めたサッカーで、チームではキャプテンを務めた経験も。そのほか、班長や委員長など、小学校の高学年のころから「みんなの先頭に立ってやれるものがあればやってきた」と明かす。
趣味に心理学や人間観察などを挙げていて、「そういった立場(キャプテンや委員長)になったとき、相手の考えを尊重しなくてはいけない、相手の心を理解したり、把握したりしないといけないのかなと思って、学び始めたのがきっかけ」だ。
また自立心も旺盛で、4月から始まる新生活に向けては「これまで両親にすごく助けてもらってきたので、身の回りのことを全て自分でやりつつ、新しいことに挑戦することの難しさを味わいたいなって思っています」と話している。
そんな藤本さんが今後、俳優として目指すべき場所とは……。
「とにかくお芝居のスキルを上げたいというか。小さなころから負けず嫌いで、他人に劣りたくない、先頭を走っていたいと思ったりもするのですが、今はいただける役をしっかり演じられるようになりたいです。だから、あまり大きな理想はかかげていなくて、現時点では、目の前の役をしっかり演じられるようになりたいですし、それができて初めて次の目標が見えてくると思うので、少しずつステップアップしていけたらと思っています」