【全日本卓球】パラ竹守彪は持ち味のフットワーク&フォア攻撃を披露。「ブラジルパラOPに繋がる」
天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 1月22~28日 東京体育館 知的障がい者枠での出場となった竹守彪(たけもり・たけし/TOMAX・千葉)が、1月24日、初戦となる男子シングルス2回戦で、専修大の強豪・野田颯太と対戦。ゲームを奪うことはできなかったが、持ち味であるフットワークを活かしたフォアドライブや、攻められてもボールに食らいついて盛り返すプレーを見せた。 2024年1月のパラ卓球世界ランキング(男子クラス11)で4位と好位置につける竹守。3月時点での世界ランキングによるパリパラリンピックへの出場権獲得を目指しており、1月28日には「ブラジルパラオープン」に向けて出発する。今大会で得た手応えとモチベーションは、ブラジルに繋がり、そしてパリパラに繋がるものとなりそうだ。 ●男子シングルス2回戦 野田颯太(専修大) 8、5、4 竹守彪(TOMAX) 「パラの試合とは1球1球の重みが違った。ついていくのが大変だったけど、ついていくつもりで粘り強く戦おうとした。1ゲーム目はサービスが思ったより効いて、3球目やラリーも良くて、それができただけでも良かった。この経験をパラの大会に繋げていきたいです。 これまで5、6回、全日本予選には出たけど、最近は元日本代表が千葉予選に出るので厳しい。パラで1枠出られるということでモチベーションが上がったし、出られただけで幸せです。でも勝ちたかった(笑)。 知的での全日本出場枠は、来年からも皆が狙ってくると思うけど、『譲らないぞ』という気持ちで頑張ります。 ブラジルオープンに向けて明日から調整です。今大会、良いプレーができたので、ブラジルに繋がると思います」(竹守)