昨年の有馬記念をドウデュースで制した武豊騎手(右)と松島正昭オーナー(左)

今週はサンスポの競馬面担当者がとりわけ忙しくなっていることと思います。本日(2日)はジャパンダートクラシック。南関東の3冠路線が生まれ変わり、夏を挟んでの最終戦。JRA勢vs地方馬という図式以上に、面白い顔合わせとなりました。この先にブリーダーズカップを見据える陣営もあるわけで、来年以降ダート路線がどうにぎわっていくのかを占う意味でも大注目の一戦です。 （的中精度は別にして）元来パドックで馬を見るのが好きな私もぜひ大井に足を運びたいところですが、今夜はBSイレブンのスタジオで司会を担当！　午後7時から最終レース後の午後8時58分まで。日本ならどこでも無料視聴が可能ですので、ぜひよろしくお願いします。 東京、京都の秋開催がはじまり、日曜夜は凱旋門賞。エルコンドルパサーがモンジューに惜敗してから25年です。あのときから日本（調教）馬や日本人騎手での制覇が、それまでのはるかな夢から、いつかかなえるべき悲願という言葉にとって代わったように思えるのは私だけではないはず。節目でいえば武豊騎手が凱旋門賞初騎乗から30年。そして、矢作芳人調教師は厩舎開業20年目で欧州ビッグタイトル初制覇に挑みます。 アルリファーは、さらに絆を強める武豊騎手と松島正昭オーナーのコンビ。国内で春の2冠を走って秋初戦が愛チャンピオンSとは、なんとすてきな戦歴のシンエンペラー。2頭の走りだけでなく、それぞれの人の表情も見てみたいので…行ってきます！（フリーアナウンサー）