藤本美貴「夫の庄司とは『別れる』選択肢はなかった」 ヒコロヒーらと語る“結婚観”
9月19日より「ABEMA」にて結婚リアリティー番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』の放送がスタート。本作は結婚に踏み出せない2組のカップルが7日間の海外旅行を経て、最終日に「結婚」か「別れ」のどちらかを決断しなければならないというもの。 【写真】藤本美貴、ヒコロヒー、新山(さや香)、三浦獠太の撮り下ろしカット 本作は今作でシーズン3となり、過去シーズンでは「結婚についてリアルに考えさせられる番組」として20~30代女性を中心に話題を呼んだ。 今回はスタジオ見届け人を務めるヒコロヒーと新山(さや香)、1~3話にゲスト出演した藤本美貴、三浦獠太の4名が数メディアの合同取材に出席。番組を見た率直な感想や結婚観について伺った。 ・藤本美貴が夫・庄司智春に“秘密”にしていること ーーみなさんには1~3話をご覧いただきました。番組の感想やそれぞれのカップルの印象はいかがですか? 新山:宣材ポスターの立ち方が、それぞれのカップルの関係性を体現しているんですよね。背中を向けてちょっと拗ねてる感じとか、平行な感じとか。結婚に踏み切れないカップルというシチュエーションは近いのに、内容は真逆。それが交互に現れるので、ずっと見れるなと思いますね。 ヒコロヒー:カホちゃんとシュウヘイくんのカップルはお互いに言いたいことを言えてないことが原因でヤキモキしていて、モナちゃんとアオイくんはぶつかりすぎちゃってるんですよね。対照的な2組だなと。 藤本美貴(以下、藤本):お二人のいう通り、本当に対照的な2組ですよね。客観的に見ると「こうしたらいいのに」ってわかるのに、自分のことになるといっぱいいっぱいになるのが恋愛だなって。さらに結婚となると人生の一大イベントになるので、さらに人を悩ませるのかなと思いながら見ていました。 三浦獠太(以下、三浦):視聴者として両極端な2組を見るのは楽しいんですけど、自分に置き換えたときに、自分が同じ過ちを犯してないかを考えさせられましたね。身に覚えがあるシーンも多くて、すごく勉強になりました。 ーー本番組は「結婚」か「別れ」かを決断します。みなさんが日常生活で決断したことや迫られていることを教えてください。 新山:思い切って「3歳の子どもの髪を僕が切ろう」と決断したんです。YouTubeでカットのやり方を見ながら挑戦したんですけど、なかなか難しくて。修正を加えていったらどんどん髪がなくなっちゃいました(笑)。 藤本:かわいそう(笑)! ヒコロヒー:私はこの番組の出演オファーを受けたことですね。カップルたちのすごく大切な時間を見させていただくのは、スタジオ見届け人として喋ることにも責任が伴うので、どうしようかなと。オファーを引き受ける決断をして、いざ1話を見たら、やっぱやめとけばよかったと思いましたけど(笑)。 藤本:内容がちょっと重いですからね(笑)。 ヒコロヒー:でも「大切なものを見させていただいているな」と、改めて思いました。 藤本:私は夫の庄司(智春)さんとお互いに食事管理をしていて、「お菓子はダメだよ」と言われているんですけど、隠れて食べてます(笑)。 ヒコロヒー:可愛らしい。バレてないんですか? 藤本:いまのところはバレてないです。この記事も見ないことも願ってます(笑)。 三浦:僕は喋ることが苦手だし、バラエティ番組が怖かったので、この番組への出演することへの自信がなかったんです。でも、「やってみよう」と思えたことが1番のエピソードですね。 ・ヒコロヒー「本音で話し合えるかどうかが大事」 ーー恋人とすれ違いが生じたときはどうしますか? ヒコロヒー:とにかく話し合います。私は話し合いがめちゃくちゃ嫌いなので、本当は嫌なんですけどね。そこで話し合えない人は厳しいかなと。たとえば、ごはんを食べに行っているときに「最近一緒にいてもしんどいな~。あ、これ美味そうやな」と上手く逃げながら話します。しんどいですけどね。 三浦:僕は自分の非をすべて認めて謝ります。 藤本:バラを持ってこう! 三浦:持っていきます(笑)。あとはプロフェッショナルな動画を見ます。僕は恋人に限らず、友達とすれ違いが起こったときも、イチローさんの動画を一緒に見るんです。 一同:なんで!? 三浦:プロはそんなことで悩まないな、みたいな。これが一番スッキリします。 藤本:友達もよく一緒に動画を見てくれますね(笑)。 ーー恋人に結婚を決断してもらうために取った行動を教えてください。 藤本:私は結婚をする気がないときから「結婚したい」と言われていたんです。結婚は、モーニング娘。の脱退がちょうどいいきっかけになりました。「別れる」という選択肢もなかったので。でも相手が結婚の話を出してこなかったら、「どう思ってる?」と自分から切り出すタイプだと思います。 新山:僕は授かり婚だったので、子どもがきっかけになりました。なので、婚姻届を出しても生活自体に変化がないのだとしたら、どんなきっかけで結婚すればいいのかわからなかったです。カップルたちの「このまま結婚していいのかな?」と思う気持ちはわかりますね。 ーー恋人と旅行に行く際、相手にしてほしくないことはありますか? ヒコロヒー:イライラするとか。「ここ行って、次にここ行って……」とスケジュールを決めておいて、それが上手くいかなかったときにイライラされると「知らんがな」と思っちゃいますね。 新山:僕は旅行のときにスケジュール組むタイプですね……。 ヒコロヒー:でもイライラはしなさそうですよね。 新山:そうですね。余裕を持ってスケジュールを組むようにはしています。 藤本:それなら大丈夫ですよね。私は歩くスピードが速いのは嫌です。 新山:僕、歩くの速いんですよね。全部当てはまってる(笑)。 ヒコロヒー:それでも上手くいってるのは、きっと奥さんとかなり相性が良いんでしょうね。三浦くんはどう? 三浦:イライラされたら嫌ですけど……。基本的には何でも平気ですね。 ヒコロヒー:えー! 次に付き合う女によってずいぶん変わるやろうな。 ーー「この人と結婚するのは難しいかも」と思うポイントや、結婚に踏み出せない理由は何があると思いますか? 藤本:結婚するとなると、いびきやタバコは気になりますよね。 ヒコロヒー:私は本音で話し合えるかどうか。向き合うべきところと向き合わないでほしいところがあるので、そのバランスが大事かなと。 新山:詮索されるのは嫌ですね。スマホ見られるとか。 ヒコロヒー:そんな人おる? 新山:いますよ! それはしんどいなと思っちゃいます。 三浦:僕はだらしないので、自分がしっかりしないとなと思いますね。料理できないし、部屋も汚いし。だから文句を言われても「そうだよな」と…。 藤本:受け入れてる! 三浦:変えていかなきゃとは思ってるんですけど、思ってるだけで終わっちゃうんです(笑)。 新山「いまもずっと続きが気になっています」 ーー最後に、視聴者の方々に見どころやメッセージをお願いします。 新山:収録の休憩のたびにマネージャーが「最高の仕事ですね、めっちゃ面白いです。早く続きが見たいですね」って言ってくるんです。ヒコロヒーさんとも喫煙所にいるとき、ずっとモナちゃんの話をしていて(笑)。それくらい入り込める内容になっているので、今もずっと続きが気になっています。みなさんも見ていただいたら、絶対にハマると思います。 ヒコロヒー:恋愛や結婚関係と言っていても、結局は人間関係を描いているので、視聴者側も自分のことを省みる要素があるなと。恋愛している人もそうじゃない人も、楽しむことができると思います。 藤本:出演者4人は全員タイプが違うので、みなさんも誰かに当てはまるのではないかなと思います。その人の気持ちがわかって感情移入できたり、「私だったらこうする」という意見が出てきたりとすごく面白いと思うので、ぜひ最後まで見届けてほしいですね。 三浦:僕はこれまで恋愛系の番組を見たことがなかったんですが、いざ見てみるとすごく楽しくて。時間が過ぎるのがあっという間でしたし、続きが気になりますね。きっと視聴者のみなさんも同じ気持ちになると思います。
伊藤美咲