【MLB】ド軍監督 山本由伸の投球評価「本当にいい投球だった。カーブも大きな武器となっていた」
<2024年4月6日(土)(日本時間7日)MLB シカゴ・カブス 対 ロサンゼルス・ドジャース @リグリー・フィールド> 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった!元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 ドジャースとカブス、名門チーム同士の今季2戦目の対決はドジャースが終始優位に進めて4-1の快勝。山本由伸投手(25)が待望のメジャー初勝利をマークした。
ドジャースは山本、カブスは左腕ウィックスが先発のマウンドに上がった。 山本は初回に先頭のハップにセンターオーバーの2塁打。続く2番鈴木誠也(29)との注目の日本人対決は際どいボールをしっかり見極めた鈴木が四球を選ぶ。 続く3番ベリンジャーに内野安打を許し、無死満塁のピンチを招く。 4番モレルをカーブ3球で空振り三振に打ち取ると、続く5番スワンソンは見逃し三振、6番ブッシュをカーブで見逃し三振と、3者連続三振でピンチを脱した。 2回、簡単に2アウトを奪った山本だったが9番ゴームズにセンターオーバーの2塁打を許すと、続く1番ハップに四球を与え二死1・2塁で2番鈴木。 初球のカーブを打たせたが、サードのマンシーが捕球ミスし二死満塁のピンチを背負う。しかし、3番ベリンジャーをカーブで見逃し三振を奪って、初回に続いて満塁のピンチを脱することに成功。 2度のピンチを脱した山本は、徐々に落ち着きを取り戻し、3回、4回を三者凡退に抑える。 5回にドジャースが3点を奪い、先制してもらった山本は、5回も三者凡退でしっかり3人で抑えた。山本は5回を無失点でマウンドを降りた。 ドジャースブルペン陣もその後カブス攻撃陣を1失点で抑えて、4対1でドジャースが勝利。ドジャース山本はメジャー初勝利を記録した。 試合後、ロバーツ監督は山本の投球について「本当にいい投球だった。初回、球数が増えて少しストレスが溜まってしまった。しかし、あの回三者三振に抑えたことが大きかった。5イニングを投げ切って勝てたのは大きかった。それに最初の1-2イニングは不安定な投球が続いたので、彼の投球数が85球に達することを想定していた。彼は素晴らしかったと思うし、試合が進むにつれて速球をいろいろな場所にうまく使っていた。それとカーブも大きな武器となっていた」と、山本の投球を評価した。
テレビ東京スポーツ