50代で難関試験に合格 小川直也が“同世代”にエール「挑戦することは素晴らしいこと」
宅建士試験の合格は生涯有効
その上で小川は、もし今回、残念な結果になってしまった場合でも、「やったことには誇りを持ってほしい」と話しながら、「結構、今アドレナリンが出てると思うのよ。悔しさで。でも、ハッキリ言わせてもらう。今は休んだほうがいい。落ち着いて、今は休むべきだと思う、1か月は」とアドバイスを送ると、その理由を「若いヤツは知らないけど、俺ら(の世代)は、常にやる気をチャージしなきゃいけないわけよ。充電が遅いから」と明かす。 「だから申し訳ないけど、ダメだって分かっちゃった人は、なんとか挑戦をあきらめないでほしいんです。挑戦しているうちが、大変なんだけど、一番楽しいと思います。なんでもそうじゃない。野球選手でもさ。俺も柔道もやって格闘技もやったけど、引退しちゃうとっていうより、やっててナンボっていうのがあるじゃない。それでも、やってる苦しみのほうが幸せなんだよね」(小川) 一方、晴れて合格した受験生に対しては、宅建士になるには、次のステップが必要だと明かした。 それは合格すると、実務経験のない合格者に「宅建実務講習教材」なるものが送られてくるので、開封後、それぞれが2日間をかけてそれを受講し、試験を受けることになる。費用は約1万2000円ほど。 そういった手続きをへて、正式に宅建士として活動するには、受験した試験地の都道府県で登録を行い、「宅地建物取引士証」の交付を受ける必要がある。そのためにはさらに数万円の登録料がかかるが、宅建士試験の合格は生涯有効のため、登録したくなったタイミングで登録できるそうだ。 最後に、小川は宅建という資格取得に向けて、「必死にやった人」(それでも残念な結果だった人)に対し、以下のように結論づけた。 「1年も2年も時間を使っちゃった人は、成し遂げてほしいなあと思いますね。ただ、やり方は頑固一徹にならずに柔軟に」「急がば回れじゃないけど、人生、積み重ねてきた分だけ、このやり方もいいかもしれないけど、別のやり方を試すのも1つの手かもしれません」(小川) そう言って小川は、最後まで「挑戦をあきらめないでほしい」と口にしていた。 なお、この動画には「自分の人生が変わるきっかけになれるよう頑張ります」「直前にたまたま見て、元気をもらいました!ありがとうございます!」といった宅建受験者による前向きなコメントが寄せられている。
“Show”大谷泰顕