（写真：南日本新聞社）

　７日午後５時５０分ごろ、鹿児島県阿久根市の北さつま漁協から「阿久根大島の東側に漁船が無人で乗り上げている」と１１８番があった。漁協と串木野海上保安部などが捜索したところ、８日午前７時ごろ、近くの海水浴場で、同市波留、漁業の男性（５８）があおむけの状態で打ち上げられているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。同保安部が死因を調べている。 【写真】阿久根市の場所を地図で確認

　同保安部によると、漁船は男性所有の「ＫＡＮＥ（カネ）」（１．１トン）。男性は７日午前９時２０分ごろ、仲間に「漁船の慣らし運転に出る」と伝え、阿久根漁港を出港。夕方になっても戻らなかったため、漁協が行方を捜していた。遺体は親族が確認した。