ガザの休戦合意に「時間が必要」 米、双方主張に深い溝
【エルサレム共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4日、イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザの休戦案について「すぐだとは言えない」と述べ、合意にはまだ時間が必要だとの認識を示した。双方の主張の溝が依然深いことをうかがわせた。米ABCテレビに語った。 イスラエル、米国、エジプト、カタールの情報機関トップらが1月下旬、休戦案を協議。6週間の戦闘休止と引き換えにハマス拘束下の人質を解放し、イスラエルも拘束するパレスチナ人を釈放する内容とされる。イスラエルのネタニヤフ首相は4日、拘束するハマス戦闘員らの釈放には応じない構えを強調した。