平塚市「自動走行バス」客を乗せた実証実験 初実施
tvkニュース(テレビ神奈川)
深刻化するバスのドライバー不足などに対応しようと、平塚市やいすゞ自動車などが進める自動運転バスの実証実験が、初めて客を乗せて実施されました。 平塚市内を走る路線バス。 運転席には人がいますが、ハンドルを手にしていません。 対象物や信号をセンサーで感知して走る自動運転バスです。 自動運転バスは、ドライバー不足などが社会問題となるなかで地域の公共交通を維持しようと、平塚市やいすゞ自動車など6者が企画。 9日は初めて客を乗せた状態で実証実験が行われました。 乗客の反応は? 乗客は 「思ったよりスピードが出ていて、普通の路線バスに乗っている感覚で、すごく快適」 前回の実証実験で大きな課題となっていた路上駐車の感知は、今回、無事に回避。 しかし、バス停近くの路上駐車など危険要素が重なると回避できないという新たな改善点が見つかりました。 今後も、システムを見直して実証実験を続けていくということです。 いすゞ自動車商用モビリティ推進部小嶋隼人さん 「しっかりとその技術を高めていくことで『安全・安心・斬新』な自動運転バスを平塚市の皆様に提供できるよう尽力していきたい」
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