アスレチックスが完封リレー 9回に初めて2塁踏まれるもレイズを3安打に封じ込める
◇MLB アスレチックス 3-0 レイズ(日本時間29日、トロピカーナ・フィールド) 【画像】アスレチックスのキャンプに参加した冨岡聖平投手 アスレチックスの投手陣がレイズ打線を封じ込め、圧巻の継投で完封勝利を収めました。 アスレチックスの先発ミッチ・スペンス投手は、初回を三者凡退に抑えると、2回に先頭を四球で出塁させますが、以降を凡打に打ち取りチャンスを作らせません。 3回にはスライダーを中心に2者連続の空振り三振で三者凡退。4・5回もそれぞれ三者凡退に抑えました。 6回にミゲル・アンドゥハー選手の3ランホームランで先制したアスレチックス。そのウラ、1アウトからこの日初めてヒットを浴び、スペンス投手は降板。2番手のティモシー・マクファーランド投手が空振り三振を奪うと、2アウトからヤンディ・ディアス選手はセカンドへのポップフライで打ち取りました。 7回にサードへのポップフライで1アウトを奪うと、マウンドを3番手マイケル・ケリー投手に託します。 ケリー投手はレフトフライとセンターフライで2者連続で凡打に打ち取ると、8回の先頭は内野安打で出塁を許しますが、空振り三振とダブルプレーで、ここもチャンスを作らせませんでした。 9回はクローザーのメイソン・ミラー投手。先頭は全球160キロ超えの直球勝負で、カウント3-0から5球目で追い込み、最後は161キロのストレートで空振り三振、続く打者をライトフライに打ち取ると、ディアス選手にはセンターへのヒットを浴び、ブランドン・ロー選手へは四球で、この日初めて2塁を踏まれます。 それでもアイザック・パレデス選手へは162キロのストレート2球で追い込むと、最後は143キロのスライダーで空振り三振。 レイズ打線を3安打に抑えるピッチングで、3-0の完封勝利を収めました。 ▽アスレチックス投手陣成績 ・スペンス 5回1/3、1被安打、4奪三振、1四球 ・マクファーランド 1回、0被安打、1奪三振、無四球 ・ケリー 1回1/2、1被安打、1奪三振、無四球 ・ミラー 1回、1被安打、2奪三振、1四球