混戦模様の宮古島市長選 5人が立候補の意向
座喜味さんはオール沖縄勢力と一部保守系らで組織する「ワンチームみゃーく」によって当選した4年前の再現を狙う。 一時は、「ワンチームみゃーく」で座喜味市長誕生に尽力した前県議の国仲昌二さんが市長選に意欲を見せていたため、かつての共闘体制も分裂するかと思われていた現職側。しかし国仲さんは5日RBCの取材に対し、市長選には立候補せず、市議補選に出る意向を示した。現職側は一本化にこぎ着けた格好だ。 宮古島市長選にはこのほか、県内と神奈川で会社を経営する豊見山徹さんが無所属で出馬する意向を示している。 ■“乱立” のままか? 保守系候補の絞り込みはあるのか? 国仲さんの辞退で現職側はまとまったが、自民党や経済界などが支持する保守系は割れたまま。 候補者を選ぶはずの選考委員会が解散する異例の事態を経て、現段階で3人が出馬を表明する状況が続く。 保守系候補はこの3人から今後絞り込まれることがあるのか、投票日まで残り約1か月半の動きが注目される。
琉球放送