岩瀬本部長「信頼を取り戻すための努力を継続」 鹿児島県警 年頭視閲式を5年ぶり実施
鹿児島テレビ
新型コロナの影響で中止が続いていた鹿児島県警の年頭視閲式が、1月9日に5年ぶりに行われました。 式では岩瀬聡本部長が2024年、県警で相次いだ一連の不祥事について「重く受け止める必要がある」と述べ、信頼回復に向けた努力を継続するよう訓示しました。 9日、鹿児島市の県警本部で行われた年頭視閲式には、県警の幹部や機動隊など警察職員ら約150人が出席しました。 新型コロナの影響で5年ぶりの開催となった今回の年頭視閲式。 岩瀬聡本部長は2024年、県警で相次いだ一連の不祥事について「重く受け止める必要がある」と述べた上で、信頼回復に向けた努力を継続し職責を果たすよう訓示しました。 鹿児島県警・岩瀬聡本部長 「県民に寄り添った警察活動を地道に進めることにより、失われた信頼を取り戻すための努力を継続していかなければならない。高い士気と厳格な規律を保持して、その職責を十分に果たし、日々の業務において、成果を挙げる1年にしてもらいたい」 式では雨が降る中、警察手帳や警棒、手錠などの点検が行われたほか、機動隊によるテロやデモを想定した警備訓練も披露され、勢いのあるかけ声が響きわたっていました。 そして音楽隊の演奏が響く中、白バイやパトカーなどが年始の特別警戒に出発し、式は幕を閉じました。
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