【ハイライト動画あり】明治大学、筑波大学に完封勝利。菅平でのリベンジを果たす。ラグビー関東大学対抗戦
そして再び、約20分ゲームが動かない時間に。一進一退の攻防が続く中、35分、敵陣で木戸がキックチャージしマイボールにすると、フェーズを重ね最後は右FL(フランカー)福田大晟(商4=中部大春日丘)がインゴールへ飛び込んだ。「きつい場面で、スペースが空いていてSH(スクラムハーフ)がボールを放ってくれた」(福田)。
そしてなんといってもノーサイドの瞬間を取り上げたい。完封勝利が懸かっており緊迫した時間となったロスタイム。筑波大がランで一気に自陣からゲインすると、途中出場の竹之下仁吾(政経2=報徳学園)がゴール前でタックル後、すぐさまジャッカルを決め、試合終了となった。
筑波大相手に完封勝利を挙げた明大。ディフェンスでは圧倒的な集中力と体力が見られた。「15人がプレッシャーをかけ続けられた部分が大きかった」(福田)。しかし、試合が停滞していた時間も多かったため、アタック面での修正が必要となる。
次戦は大一番・帝京大学戦。「自分たちがこの11月までやってきたことを100%やり切ることと、プラスアルファで帝京大の対策をみんなで話し合ってやっていきたい」(伊藤龍)。王者・帝京大にリベンジする日がいよいよ来る。
文:木曽琴乃/写真:久保田諒(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部