【ハイライト動画あり】明治大学、筑波大学に完封勝利。菅平でのリベンジを果たす。ラグビー関東大学対抗戦
関東大学対抗戦の第5戦、明治大学の相手は筑波大学。夏合宿の練習試合で敗れてしまった相手だ。リベンジを果たすべく、『タイト』をテーマに掲げ、秩父宮ラグビー場で試合に臨んだ。 【ハイライト動画】筑波大学 vs. 明治大学|明治、筑波に完封勝利で5連勝
前半開始直後、試合が動いた。3分、左WTB(ウイング)海老澤琥珀(情コミ2=報徳学園)がキックでゲインを試み、蹴ったボールは相手の元へ。するとすぐさま海老澤は相手をタックルでタッチに押し出し、敵陣22mライン付近でマイボールラインアウトとなった。
モールで数m押した後、BK(バックス)へ展開し、右CTB(センター)秋濱悠太(商4=桐蔭学園)が相手を引き付け、最後は右WTB白井瑛人(商1=桐蔭学園)へバスが渡り、先制トライ。「秋濱さんからもらったボールを置くだけだったので、秋濱さんがすごかった」(白井)。
9分、敵陣22m付近のゴール前、相手ボールスクラムでコラプシングを奪うと再びスクラムを選択。スクラムからSO(スタンドオフ)伊藤龍之介(商2=国学院栃木)が秋濱へロングパスを放り、そのままインゴールを陥れた。「いいスペースに持ってきてくれたので、走り込んでボールをもらうことができた」(秋濱)。
その後は約25分間得点の入らない時間が続いた。「筑波大の出足も良かったが、それ以前に自分たちのミスがすごく目立った」(伊藤龍)。しかし、再び試合を動かしたのは明大だった。
36分、自陣で相手ボールスクラムからペナルティを取ると、敵陣へ。ラインアウトで再開すると、パスを受け取った海老澤がショートパントし、自らボールをキャッチ。すぐに伊藤龍へパスし、欲しかった追加点を挙げた。「(伊藤龍)のフォローが良かったのでうまくいった」(海老澤)。
前半は筑波大を0点に抑えハーフタイムを迎えた。「練習で用意したところも決まったので、良かったと思う」(NO8/ナンバーエイト・木戸大士郎主将・文4=常翔学園)。
迎えた後半。12分には、スクラムでペナルティを奪い敵陣へ進めると、ラインアウトからモールを組むと見せかけ、HO(フッカー)西野帆平(文3=東福岡)がすぐにボールを持ち出す。サインプレーで内側に走り込んできた海老澤へパスし、グラウンディング。「練習通りうまくいった」(海老澤)。