「変な家」

　2024年3月11日～17日（集計期間）の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。 　3月15日公開の新作「変な家」が前週の47位からトップに躍り出ました。作品は、違和感だらけの“変”な間取りの裏に隠された驚きの真実に迫る展開で話題を集めたYouTube動画をもとに、動画制作者・雨穴が自ら物語の続きを加筆して書籍化した同名ベストセラー小説を映画化したミステリーです。初日舞台挨拶が都内劇場で行われ、主演の間宮祥太朗と佐藤二朗、共演の川栄李奈、瀧本美織、斉藤由貴、そして石川淳一監督が登壇し、ネタバレ厳禁をアピールしました。 　2位には、「ゴジラ－1.0」が前週の16位から再浮上。第96回アカデミー賞で視覚効果賞を邦画・アジア映画で史上初受賞、第47回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など8冠を制したことが再びアクセス数増につながりました。 　「君たちはどう生きるか」も前週の27位から3位にアップ。第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞し、宮崎駿監督作およびスタジオジブリ作品として「千と千尋の神隠し」以来となる2度目の同賞受賞という快挙を成し遂げました。受賞を記念して、英語吹替版が3月20日から全国上映されます。 　前週首位の「52ヘルツのクジラたち」は4位。5位には、3月29日公開の「オッペンハイマー」が前週の26位からアップ。第96回アカデミー賞で作品賞など7部門で受賞を果たし、公開に向けて注目度が高まっています。 　6位は「映画ドラえもん　のび太の地球交響楽（シンフォニー）」、7位は「映画　マイホームヒーロー」、8位は「劇場版ハイキュー!!　ゴミ捨て場の決戦」です。 　そして、新作「デューン　砂の惑星 PART2」が前週の29位から9位にアップしました。ドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作の続編です。北米では3月1日から公開され、前作を超える大ヒットスタートを切っています。なお、10位は「ゴールド・ボーイ」。