苦しくて辛かった、でも楽しくて幸せだった。岡村大八が札幌に別れを告げ、新たな挑戦「これからは新しい環境でプレー。精一杯努力します」
「北海道コンサドーレ札幌は、私にとって永遠に特別な存在です」
北海道コンサドーレ札幌は1月7日、岡村大八がFC町田ゼルビアへ完全移籍することを発表した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 「リリースにもある通り、このたびFC町田ゼルビアに移籍することになりました。このような形で皆さまにお伝えすることになり、大変申し訳なく思っています」 クラブの公式サイトを通じて、そう切り出した岡村は「2021年に加入してからの4年間、本当に苦しく、辛く、それでも楽しく、幸せな日々でした。北海道コンサドーレ札幌の一員として4年間戦えたことは、私にとって何にも代えがたい大切な時間です」と振り返る。 24シーズンは無念の結果に終わった。「チームをJ2に降格させてしまう結果を招いてしまったことを、今も深く悔やんでいます。自分の力不足により、サポーターの皆さまやパートナー企業の皆さま、そしてチームに負担をかけてしまい大変申し訳ありません」と唇を噛む。 「それでも、どんなに苦しい時も変わらずドームや遠方にも足を運んでいただき、声を枯らして応援してくださったサポーターの皆さまの存在が、私にとって何よりの支えでした。スタジアムで感じた皆さまの熱気、一緒に味わった勝利の喜び、そして悔しさを分かち合った時間は、私の心に一生残る宝物です。この4年間、皆さまの応援があったからこそ、どんな状況でも全力で戦い続けることができました。本当にありがとうございました。 また、パートナー企業の皆さまには、いつも温かいご支援をいただき、心から感謝しております。皆さまの支えがあったからこそ、選手として最高の環境でプレーすることができました。チームや選手たちのために尽力してくださったことへの感謝は、言葉では表しきれません。改めて深くお礼申し上げます。ありがとうございました」 感謝の気持ちを胸に、思い出のクラブを離れる。 「これからは新しい環境でプレーすることになりますが、コンサドーレでの経験を胸に刻み、さらに成長した自分をお見せできるよう精一杯努力していきます。そして、いつか日の丸を背負い、サポーターの皆さまに成長した姿をお見せできるよう、挑戦を続けていきます。 最後になりますが、これまで支えてくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。北海道コンサドーレ札幌は、私にとって永遠に特別な存在です。これからもサポーターの皆さまの力でチームを盛り上げていただきたいと思います。そして、いつかまたスタジアムでお会いできる日を心から楽しみにしています。本当にありがとうございました」 また、町田の公式サイトも岡村のコメントを掲載。「チームの一員としてしっかりと役立ち、目標達成に向けて貢献していきたい」などと27歳DFは意気込んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部