【カンボジア】ノンバンク金融サービス庁、金融庁と提携
カンボジアのノンバンク金融サービス庁(CFSA)は3日、日本の金融庁と協力枠組みについての書簡を交換した。 金融庁の声明によると、協力枠組みは同庁とCFSA双方の健全な金融規制・監督手法の発展を促進することを目的とする。書簡の交換を踏まえ、両者は金融庁のグローバル金融連携センター(GLOPAC)を含む場で継続的な意見交換を実施する。 協力枠組みについての書簡は、財務経済省のメイ・バン長官と金融庁の井藤英樹長官が署名した。 クメール・タイムズ(電子版)によると、メイ・バン氏とカンボジア国立銀行(中央銀行)のチア・セレイ総裁は2日、金融庁が東京で開催した第2回アジア・ハイレベル金融規制当局者フォーラムに出席した。 同フォーラムでは、「金融セクターの持続性・強靭性強化における規制当局の役割」や「トランジション・ファイナンス(脱炭素化への移行に向けた取り組みに対する資金供給)」などについて、ハイレベルの金融規制当局者間で認識や情報の共有が行われた。