STU48石田千穂「表情ってこんなに変わるんだ」 2nd写真集で実感した4年間の成長
台湾での撮影でより『素な石田千穂』を演出
瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループSTU48の1期生・石田千穂は、10月25日に2nd写真集「太陽って何色?」(秋田書店)をリリースした。2020年にSTU48メンバー初となるソロ写真集に挑戦してから4年、少女から大人の女性となった「成長」が収められている。2nd写真集には、アイドルとしての彼女のこだわりも詰まっている。(取材・文=小田智史) 【写真】「免許証もアイドル」「世界一かわいい」の声…STU48石田千穂が公開した現役アイドルの免許証 「4年間で表情ってこんなに変わるんですね」 石田は、改めて1st写真集と2nd写真集を見比べ、思わず声を上げた。 2017年にSTU48に加入した石田が、1st写真集『檸檬の季節』(講談社)を発売したのは2020年12月のこと。STU48のメンバーとしては初のソロ写真集だった。「1st写真集は広島と沖縄で撮影したんですけど、すごく楽しくて最高でした」。しかし、当時はコロナ禍真っ只中。良き思い出であると当時に、お渡し会などファンとの交流は最小限にとどまった。 「2nd写真集も絶対出したいと思っていました。でも、2冊目となると、卒業のタイミングで写真集を出しているイメージが強かったので、(グループ)卒業のときじゃないと難しいのかなと思う自分もいて。だから、こうして皆さんのおかげで2冊目を出すことができて本当にうれしいです。以前から応援してくださっているファンの方は、『4年前はイベントができなかったもんね』と言ってくださいました。今回は待望のお渡し会(都内で2回、広島で1回開催のほか、京都でも追加イベントが決定)があります」 2nd写真集「太陽って何色?」の撮影地は台湾。石田自らリクエストを出した。海外に身を置くことでの開放感、そして1st写真集と同じカメラマンとの“タッグ”があどけない18歳の少女から22歳の大人な女性となった彼女の魅力を引き出している。 「海外だから開放的な気分というか、リラックスして撮影できたので、表情も『より素な石田千穂』になっていると思います。4年前と比べるとお姉さんになったというか、大人っぽさが出ているのと、演技のお仕事も含めて、うれしい、悲しい、悔しい…、この4年間でいろんな感情を経験したので、リアルな表情ができるようになった気がします。同じカメラマンさんで安心感がありました。1st写真集のときはアイドルの私を撮っていただいたけど、『次は石田千穂として撮ろう』と言ってくださいました。いろいろ考えてくださって、すごく撮影しやすかったです」