4月に『IKEA』もオープン 東京・立川に人気店が続々進出
東京・多摩エリアの中核都市である立川市。街の中心となる立川駅は、JR中央線と青梅線、南武線が乗り入れ、多摩都市モノレール(沿線に中央大学、帝京大学などがあります)の駅とも隣接する一大ターミナルになっています。毎日15万人以上の乗降客が利用する駅でありながら、かつての立川駅前にはやや閑散とした地方都市の風情が漂ってもいたのですが、最近、駅前の再開発に拍車がかかり、熱いエリアに変貌しつつあるのです。
『ららぽーと』に『コストコ』の噂も
まもなく、2014年4月10日(木)には立川駅の近くに『IKEA立川』がオープンします。ショップの広さは約4万平方メートル(東京ドームが約4.7万平方メートル)で、日本国内では7番目、東京都では初めてのIKEA出店となります。開店前の週末、3月29日と30日には、『IKEA立川』のオープンを記念するイベントとして『TACHIKAWA STREET PARTY』が、立川駅北口のサンサンロードで開催されました。 『IKEA立川』ができたのは、箱根駅伝の予選会が開催されることでも知られる国営昭和記念公園のすぐ近く。立川駅北口から徒歩12分という場所です。立川駅の北口には、かつて米軍基地がありました。この北口を中心に、今、立川駅周辺では大規模な再開発が進められているのです。『IKEA立川』に続いて、2015年には『ららぽーと』が開業予定。大規模家電店でも、現在、駅前のランドマークとして親しまれている『ビックカメラ』に加えて、2016年ごろには『ヤマダ電機』が進出するといわれています。さらに、アメリカ生まれの大型スーパー『コストコ』の出店が検討されているという噂もあります。
立川市の人口も増加中
駅前の再開発に呼応するように、立川市の人口はぐんぐん増加中。2012年には17万5000人を超えました。立川市では、2018年ごろまで人口増加は続くと予想しています。再開発にまつわる豊富な話題が象徴するように、実は今、立川は元気で熱い街なのです。2020年のオリンピック開催に向けて、ますます元気になっていく東京を代表する街、といえるかも知れません。 また、以前は規模が大きいわりに不便といわれていた立川駅そのものも大きく変貌しました。2007年10月にオープンした『エキュート立川』など、いわゆる「駅ナカ」最先端の場所にもなっています。『IKEA立川』には1500台収容の駐車場(有料)もありますが、公共交通機関を利用して来店した人への特典も検討中だとか。これからますます要注目の立川駅前。電車で遊びに行ってみるのもいいのでは。 (寄本好則/三軒茶屋ファクトリー)