「やりたいことがわからない」10代の相談にキタニタツヤが贈る『憧れのままに』
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。松田部長(東京ダイナマイト・松田大輔)が担当する「松田LOCKS!」(毎週水曜放送)のコーナーでは、毎月1組のアーティストが登場し、リスナーの相談にアドバイスと背中を押す1曲を届けています。 1月のマンスリーアーティストは、シンガーソングライターのキタニタツヤさんです。1月17日(水)の放送では、「やりたいことがわからない」という17歳の相談に回答しました。
――リスナー(17歳)の相談
最近やりたいことがわからなくなって、明確な目標が見えずに何に向かって努力すればいいかわかりません。キタニ先生は、こういうときがありましたか? またあるなら、どうやって目標を見つけていましたか?
――キタニタツヤさんは、このリスナーのために「憧れのままに」を選曲
『何に向かって努力すればいいかわかりません』って言ってるんですけど……じゃあ、“何かに向かって努力をしたい”っていう思いは多分あるわけですよね。その思いがなかったら、こういう悩みには繋がらないから。 つまり、憧れる対象が……例えば野球選手になりたい、ミュージシャンになりたいとかそういうのがなくても、その何かに憧れている人。例えば、「野球選手になりたい」ってことを堂々と言ってる人はかっこいいな、とか、そういう思いはあるわけでしょ? 俺はそこに向けて、この曲を歌いたいわけでございますよ。「憧れのままに」という曲を……! 誰しもが、具体的に「こうなりたい」「こういう人間になりたい」「こういうふうに生きていきたい」なんて思っているわけではなくて。漠然と憧れっていうものに憧れているというか、“恋に恋をする”ような感じで、憧れに憧れていると思うんですよ。僕もそうでした。その思いをまずは大事にしてほしいな、とこの曲では歌っています。 だからこの悩みに関しては、具体的に「この人、何かに憧れていてキラキラしてていいな~!」っていう人を見つけて、そいつと仲良くなるのがいいんじゃないかな。そいつに憧れていれば、あなたの憧れはいつか達成されるでしょう。ということで……これは裏技です。 ◇ 今回の選曲「憧れのままに」は、9月に配信リリースされたyamaさんとのコラボ曲です。詳細はオフィシャルサイトまで。