欧州ELイスラエル戦で逮捕者40人 仏警察は警備の成功強調
【AFP=時事】フランス・パリで14日に行われたサッカーUEFAネーションズリーグのフランス対イスラエル戦では、40人の逮捕者が出た。しかし、地元警察は15日、「大規模な警備作戦は非常にうまく機能した」との考えを示した。 【写真】観戦に訪れたサポーターにあいさつするイスラエルの選手 オランダ・アムステルダムでは前週、ヨーロッパリーグのアヤックス(オランダ)戦後にマッカビ・テルアビブ(イスラエル)のファンが襲撃される事件が起きた。 これを受けて、スタッド・ド・フランスで行われたこの一戦は、約4000人の警官や仏治安部隊が約1600人の民間警備員の支援を受けてスタジアム内外を巡回するなど、厳重な警備態勢が敷かれていた。 当日の観客席では、警備員が介入して両国ファンの衝突を防ぐ出来事があったものの、地元警察の署長はテレビ局フランス2に対し、「けんかが起きたが警備員がすぐに収束させた」「試合は警備の観点から非常にうまく行われた」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News