小沢仁志 体の張り方が「凄いと思う」存在 「出会わなかったら役者になってないかもしれない」
俳優の小沢仁志(62)が、21日放送のBSフジ「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(木曜後10・00)に出演。憧れの喜劇王について語った。 【写真あり】小沢仁志 念願叶うもまさかの役柄に「何をやっても犯罪色が消えない」会場大爆笑 MCの女優・飯島直子いわく「メルヘンチック」だという小沢。「若い時役者になりたいっていう時も、俺はある種メルヘンじゃない?」と飯島に尋ねると、「俺、チャップリンの映画を見て役者になりたいと思って。チャップリンに出会わなかったら役者になってないかもしれない」と喜劇王・チャールズ・チャップリンに大きな影響を受けたと明かした。 生まれて初めて見た映画は、チャップリンの「黄金狂時代」。自身とチャップリンがやっていることは一緒だと思っているといい、「チャップリンって笑かすために…。みんな笑ってごまけてるけど、冷静に見るとさ。チャップリンはよく追いかけっこやるじゃん。1カットで何回階段落ちしてると思ってるんだよ」と語った。 また「当時あんなプロテクターとかさ、テイクはコマ送り…にしたって、落ちてるのは本人なわけじゃん。それをさ、あの人年間に何本も映画撮ってた。監督をやりながら」と絶賛。 チャップリンの観客を笑わせるための体の張り方は「凄いと思う」と話し、「だから変な話だけど、スタントは使わないし、スタントやってアクションやってきつい時とかあんじゃん。その時、“いや、チャップリンに負けらんねえ”と思って」と、その存在が現在も糧になっているという。 飯島が「アハハッ」と反応すると、「いやこれマジっすよ。言うとみんな笑うから言わないだけで」と真面目な口調で語り、「だからここでしんどいと思ったら、チャップリンなんかには届かねえなと思って」と熱く語った。