未アクティベーション時にEdgeの設定が変更できない? - 阿久津良和のWindows Weekly Report
他にも、組織がデータ資産全体を管理・保護するMicrosoft Purview管理化にあるMicrosoft Edgeで、コピー&ペーストの操作を制御する機能を加えている。企業向けなので掘り下げないが、Microsoft Edge for Businessの存在を鑑みればこの機能の搭載は当然だろう。こちらはMicrosoftの公式ブログを参照するとよい。 このようにMicrosoft Edgeは進化している。当然ながらGoogle Chrome等々も同様だが、利用状況や個人的信条を取り除けば、Windows環境においてMicrosoft Edgeを使い続けても不利益は少ないだろう。 加えて述べればmacOSやLinux、各スマートフォンOSにもMicrosoft Edgeを提供しているため、Microsoftアカウントの利用に抵抗がなければ、デバイスを選ばないWeb閲覧環境を得られる。(冒頭で紹介した)OS未アクティベーション時のMicrosoft Edgeに制限をかけるのはいただけない。 ■ 著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。
阿久津良和