【70歳代】羨ましい「貯蓄3000万円以上」世帯の割合とは?平均値と中央値もチェック
60歳代からでも始められる老後資金を増やすための3つの行動
老後資金を増やすためには、今からできることに取り組むことが大切です。60歳代からでも実践できる3つの行動をご紹介します。少しずつ意識を変えるだけでも、老後の安心感が大きく変わるはずです。 ●60歳代からでも始められる老後資金を増やすための行動1:固定費を見直す 老後生活では支出が現役時代の6~7割に減る傾向がありますが、無駄な出費がそのまま残っている場合も少なくありません。 住居費、自動車費、保険料、通信費などの固定費を見直すことで、毎月の支出を大幅に削減できます。一度見直せば、その後も継続して節約効果が期待できるため、老後資金を増やす第一歩としておすすめです。 不要なサービスの解約や、より安いプランへの切り替えなど、小さな工夫を重ねましょう。 ●60歳代からでも始められる老後資金を増やすための行動2:安定運用を心がける 固定費を見直して得た余剰資金は、「安全性」と「流動性」を重視して、金利の高い定期預金や国債など、リスクが低く安定した運用ができる商品に預けましょう。 高齢者が投資を行う際は、リスクの高い商品は避けた方が安心です。また、必要なときに現金化しやすい流動性の高い運用先を選んでおけば、急な出費にも対応できます。 もし、株や投資信託などの投資を行うときは、生活費や緊急資金を確保した上で、無理のない範囲にとどめることが大切です。金融商品の特徴をしっかり理解し、慎重な姿勢で取り組むことを心がけましょう。 ●60歳代からでも始められる老後資金を増やすための行動3:健康を維持して働き続ける 最近では、70歳以上でも働く環境が整っており、元気なうちは就労を続けることで収入を得られます。収入が増えれば、生活費を賄うだけでなく、老後資金に余裕を持たせることも可能になります。 また、働くことで規則正しい生活ができ健康維持につながったり、社会と接点を保つことで生きがいを持ったりすることに役立ちます。無理なく続けられる仕事や副業を探し、資産形成を目指しましょう。