バルセロナが関心を寄せるのはフリーの実力者 ターとキミッヒを来夏獲得へ
再び選手登録問題が起きなければいいが
直近のリーガエスパニョーラ第4節バリャドリード戦では大量7ゴールで勝利するなど、ハンジ・フリック新体制で素晴らしいスタートを切ったバルセロナ。ここまでの4試合では全勝しており、優勝を争うレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが既に勝ち点を失っていることを考えると、22-23シーズン以来となるリーグタイトル獲得も十分に狙えるといっていいだろう。 そんなバルセロナは早くも来夏の補強を計画しており、西『MUNDODEPORTIVO』によると、ターゲットはレヴァークーゼンのヨナタン・ターとバイエルンのヨシュア・キミッヒだという。 ターはドイツ代表のCBで、所属クラブでは3バックの中央を務めている。レヴァークーゼンとの契約は今季までとなっているが、延長せずクラブを離れることを希望しており、バイエルンやバルセロナが獲得に関心を寄せている。 バルセロナのCB陣は右SBのジュール・クンデを含めると6人で、ロナウド・アラウホとアンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシアの3人が2026年、イニゴ・マルティネスが2025年までの契約になっている。アラウホとの契約延長交渉が進んでいないことを考えると、補強は必須のポジションであり、フリーで獲得できるのであればターは欲しい存在だ。 キミッヒもターと同様に所属クラブとの契約は今季まで。このまま行けば来夏フリーで獲得することができる。キミッヒはフリックの教え子であり、右SBと中盤をカバーできる人材だ。問題はキミッヒを獲得したいのはバルセロナだけではないことで、最大のライバルであるレアルも関心を持つクラブの1つだといわれている。 夏の移籍市場が終了したばかりだが、早くも来夏に目を向けているバルセロナ。目を付けているターゲットは獲得できるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部