前田が鮮烈同点弾 セルティックはブルージュとドロー
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは27日、リーグフェーズ第5節が行われ、セルティック(スコットランド)は前田大然が鮮烈な同点ゴールを挙げて1‐1でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と引き分け、決勝トーナメント進出への望みをつなげた。 【写真】得点を狙うセルティックの旗手怜央 キャメロン・カーターヴィッカースの痛恨のオウンゴールで前半に先行を許したセルティックだったが、前田の一瞬のひらめきがチームを致命的な敗北から救った。 26分、相手のプレスをかわそうとする中でGKカスパー・シュマイケルとの意思の疎通が取れなかったカーターヴィッカースが、無人のゴールにボールを流し込んでしまい、ブルージュが先制点を挙げた。 ここまでスロバン・ブラチスラバ(スロバキア)とRBライプツィヒ(ドイツ)から勝利を奪い、2012‐13シーズン以来となるノックアウトステージ進出に近づくべくもう1勝を狙うセルティックは、後半開始早々に旗手怜央が惜しいシュートを放つと、60分に前田が同点弾を挙げた。前田はペナルティーエリア内でマーカーをかわすと、カーブをかけたシュートがファーのポストに当たってゴールネットを揺らし、今大会3点目を挙げた。 残り約20分でブルージュは再びリードを奪ったかに思われたが、フェラン・ジュグラがわずかにオフサイドとなり、得点は取り消された。 この結果セルティックは勝ち点8で36クラブ中20位、ブルージュは同7で22位となっている。【翻訳編集】 AFPBB News