55校の校長が出席「地震後の児童生徒の心のケアは極めて大切」
石川県内の公立高校の校長が集まり課題を共有する学校長会議が開かれ、北野喜樹教育長は能登半島地震発生後の生徒に対する中長期的な心のケアに取り組む方針を示しました。 【写真を見る】55校の校長が出席「地震後の児童生徒の心のケアは極めて大切」 石川県庁で開かれた会議には、県内の全日制公立高校や定時制・特別支援学校など55校の校長が出席しました。 北野教育長は能登半島地震の発生により、学校施設など多数の深刻な被害が発生するなか、生徒が安全安心な学校生活を送れるよう心のケアを含めた学習環境の整備に全力で取り組みたいと述べました。 北野喜樹 教育長 「今回の地震の発生後の児童生徒の心のケアというのは極めて大切なことである。中長期的な視点でしっかりと取り組んでいく必要がある問題だと思っている。」 県の教育委員会では心のケアについて、被害が大きい地域に限らず息の長い支援が必要とし、スクールカウンセラーと教員の連携を強化し適切な支援を行ってほしいと出席者に求めていました。
北陸放送