今季限りでの現役引退を表明した岡崎慎司が古巣・清水へメッセージ「今の僕がいるのは間違いなく皆さんのお陰です」|Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグ ニュース】ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに所属している元日本代表FW岡崎慎司が27日、古巣の清水エスパルスへメッセージを寄せた。
現在37歳の岡崎は26日、2023-24シーズン限りでの現役引退を発表した。 滝川第二高校から清水へ加入した岡崎は、2006年の天皇杯決勝の浦和レッズ戦で公式戦初先発を飾る。そして、2007シーズンから出場機会が増加すると、2008シーズンには初の2桁得点を記録。同年には日本代表デビューも飾った。 渡欧前の最終年となった2010シーズンは、主力として31試合に出場して13得点を記録。欧州では2011年1月にシュトゥットガルトへ移籍すると、その後マインツ、レスター、マラガ、ウエスカ、カルタヘナ、そしてシント=トロイデンでプレーした。 今回の現役引退発表を受け、岡崎は清水のファン・サポーターに向けて「エスパルスファンの皆さんへ」と題した上でメッセージを寄せた。 「振り返ると、今の僕がいるのは間違いなく皆さんのお陰です。何度も清水エスパルスで、もう一度プレーする日を夢見たことか。でもその度に、人生は両方を選ぶことは出来ないんだと自分に言い聞かせて、ヨーロッパでの挑戦を選んできました。そして今回も、同じように自分自身で決断をしました。ただ、僕の心にはオレンジの魂があり、これからも一生残り続けています」 「今シーズンの最後まで、自分らしく全力を尽くしますので、応援してもらえたら嬉しいです。そして、シーズンが終わったら、改めて皆さんにご挨拶させてください。またお会いしましょう!」 また、清水も岡崎の現役引退を受けてメッセージを発表している。 「岡崎選手、これまで多くの喜びと感動をありがとうございました。代名詞のダイビングヘッドで日本平を何度も沸かせてくれました。そして日本を代表して世界と戦うその姿はエスパルスの誇りとなりました。今シーズン残りわずかですが、岡崎選手らしいプレーと活躍を願っています」