東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率1位の銘柄は欧州系投資ファンドによる“友好的買収”が材料視【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年11月18日(月)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:マクロミル〈3978〉……前日比+150円(+15.45%)/終値1,121円 【売買材料】 11月14日(木)取引時間終了後、欧州系投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズによる同社株の公開買付け(TOB)が発表されており、これが好感された模様。買付価格は1株1,150円。なお、マクロミルは本TOBに賛同を表明しており、TOB完了後に上場廃止となる見通し。 2位:ギフティ〈4449〉……前日比+163円(+14.93%)/終値1,255円 【売買材料】 11月14日(木)取引時間終了後に発表した、24年12月期第3四半期累計の連結決算内容および初配当の実施が引き続き好感された模様。 3位:ミルボン〈4919〉……前日比+420円(+13.98%)/終値3,425円 【売買材料】 11月15日(金)取引時間終了後、24年12月期第3四半期累計の連結決算を発表。営業利益が会社計画の42億9,100万円を上回る48億5,400万円と、大幅増益が好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ジョイフル本田〈3191〉……前日比-217円(-10.94%)/終値1,766円 【売買材料】 11月15日(金)取引時間終了後、既存株主による751万3,300株の売り出しおよび上限112万6,900株のオーバーアロットメントによる売り出し実施を発表。株式の需給悪化懸念から売りが広がった模様。 2位:ペプチドリーム〈4587〉……前日比-310円(-10.75%)/終値2,574.5円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。一部では“トランプトレード”との見方も。 3位:電通グループ〈4324〉……前日比-410円(-10.01%)/終値3,687円 【売買材料】 11月14日(木)取引時間終了後に発表した、24年12月期第3四半期累計の連結決算内容が引き続き売り材料視されている模様。同社が発表した2024年12月期の連結最終損益は235億円の黒字(前期は107億円の赤字)と、従来予想367億円の黒字から下方修正していた。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)