センバツ２１世紀枠 宇都宮工、選出に喜び 県推薦で表彰 ／栃木
来春の第９７回選抜高校野球大会の「２１世紀枠」県推薦校に選出された宇都宮工（石島祐太郎校長）の表彰式が１８日、宇都宮市雀宮町の同校で行われた。日本高校野球連盟とともに大会を主催する毎日新聞社の小林祥晃・宇都宮支局長から、石沢蓮雅（れんが）主将（２年）に表彰状が贈られた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 石沢主将は「今回の選出はチームの努力の証しであり、挑戦が実を結んだ成果だと思うので、うれしい。この冬はさらにきついトレーニングを重ね、負けないチームをつくっていきたい」と話した。 宇都宮工は、今秋の県大会で投打にバランスの取れた戦いぶりで勝ち上がり準優勝。関東大会では４強入りした浦和実（埼玉１位）に１回戦で２―４で敗れた。県高野連は推薦理由を「県内唯一の科学技術高校として、高い専門的な取り組みと野球部活動を両立させ、２０年ぶりに関東大会へ出場した」としている。 ２１世紀枠は、各都道府県の推薦校が全国９地区の選考会で各１校に絞られ、来年１月２４日の選考委員会で出場２校が決定する。【池田一生】
