温泉街に白のベール 由布市の由布院盆地に朝霧
由布市の由布院盆地が11月12日早朝、朝霧に覆われた。(大分経済新聞) 朝霧は、秋から冬にかけ、前日は晴れて暖かく、夜から気温が下がり、朝は晴れて風がない日に見られる。 【写真】上空に夕焼け雲が広がる由布院盆地 湯布院の11日19時の気温は15.1度。12日7時の時点で8.8度まで下がり、街全体を包むように霧が発生した。 温泉街を眼下に一望できる展望台「狭霧台」(由布市湯布院町)には早朝から写真愛好家が集まった。湯布院町在住の男性は「朝起きて窓を開けると辺りが白いベールに包まれていた。急いで車で乗り付けた」と話し、初冬の幻想的なシーンをカメラに収めていた。 大分地方気象台によると、13日の大分県中部は高気圧に覆われておおむね晴れるが、湿った空気の影響で曇りになる所があるとしている。朝の最低気温14度、日中の最高気温は21度の予想。
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