鹿児島市の山形屋に１０月１日、２つの店舗が新たにオープンしました。 狙いは新しい顧客の獲得、そして子どもから大人まで楽しめるフロアです。 １日から山形屋にオープンしたのは、家電量販店のエディオンと文具を取り扱う丸善です。 野平美奈子記者 「きょうからリニューアルオープンした２号館５階フロアです。このリニューアルに合わせて床も棚も全て新しくしたということで、おしゃれな雰囲気が漂っています」 山形屋のフロア全面改装は６年ぶり。 丸善は文具や雑貨を中心に１万５０００ものアイテムを取りそろえていて、以前の文具雑貨店で人気だったという鹿児島ならではのグッズも引き続き販売されています。 一方のエディオンは、テレビやエアコンといった生活家電から美容家電まで約１５００アイテムが並んでいます。 どちらも全国に店舗を展開するチェーン店ですが、今回、山形屋に出店するにあたって、コンセプトとしているのがハイグレードな商品の品揃えです。 例えば丸善は、万年筆やボールペンといった高級筆記具を豊富に展開。 エディオンは、ハイグレードな家電を厳選しているといいます。 買い物客 「丸善ということで期待をして『行こう！』と思って来た。これまでよりは来るかもしれない」 「ここら辺は家電屋がないイメージだったので、こういう所にできたら来やすくなる」 山形屋は、新しい顧客の獲得を狙いとするだけでなく、ランドセルやおもちゃを取り扱う店舗も同じフロアにすることで、子どもから大人まで楽しめる場所づくりを目指したいとしています。