ほっぺたが落ちる“東京みやげ”。今も変わらぬ江戸老舗の味「和菓子の名品」7選
香ばしい焦し皮の間には、北海道十勝の指定農家で作られる”小豆”と白ザラメ、水飴を絶妙なバランスで配合し、4時間ほどかけて炊き上げた餡がたっぷりと入っています。すっきりとキレがある甘さと程良い余韻、ちょうどいい手の平サイズで、2つ3つとつい手が伸びてしまう「空也もなか」。人気商品ゆえ、確実に購入したい場合は、余裕をもって予約のうえ来店を。
●SHOP INFO 空也(くうや) 住:東京都港区銀座6丁目7-19(並木通り) TEL:03-3571-3304 営:10:00~17:00(土曜~16:00まで) 休:日曜
賞味期限は20分!元祖くず餅・船橋屋のカフェ『BE:SIDE』の「みずくずもち」
今年で創業219年を迎える老舗「船橋屋」が表参道で展開するカフェ『BE:SIDE(ビーサイド)』。こちらで注目したい名品は、独自の乳酸菌を有した「元祖くず餅」と、ここでしか味わえない”新・くず餅”の「みずくずもち」です。
『船橋屋』で昔から愛されている「元祖くず餅」には、植物性の善玉菌ラクトバチルス乳酸菌である「くず餅」由来の「くず餅乳酸菌(R)」が含まれ、おいしいだけでなく、健康や美容など身体のコンディションを整えてくれるのだそう。「元祖くず餅」はテイクアウトのほか、店内でイートインもできます。
マストで食べたいメニューが『BE:SIDE』限定の「みずくずもち」。素材は「元祖くず餅」と同じですが、「くず餅」は最後に蒸し上げるところを、練り上げた上で冷やし固めているので、時間が経つと水分が溶け出してしまうそう。そのため賞味期限はなんと20分! ぷるんぷるんのくず餅には、黒蜜ときなこがたっぷり。もちっとした食感と喉越しの気持ち良さがたまりません。老舗が作り出す新食感と瑞々しい味わい、一度お試しあれ。
●SHOP INFO BE:SIDE 住:東京都渋谷区神宮前3-14-6 営:11:00~17:00(L.O.) 休:月曜、火曜
300年守り続ける味、桜餅の元祖『長命寺(ちょうめいじ)桜もち 山本や』の「桜もち」
下町情緒溢れる墨田区向島界隈には、和菓子好きにぜひおすすめしたい、『向島三大和菓子』と呼ばれる和菓子があります。 1つ目は長命寺の隣にある『長命寺(ちょうめいじ) 桜もち 山本や』の「桜もち」。江戸時代の創業以来、「桜もち」だけを守り続けている老舗の味は、店内でもいただくことができます。