子供の虐待防止へ心つなぐ 長野県松本市~長野市でオレンジリボンたすきリレー
児童虐待防止を呼び掛けるオレンジ色のたすきをつないで走る「子ども虐待防止ながのオレンジリボンたすきリレー」が6日、長野県松本市~長野市で行われた。活動10周年を記念して、平成27(2015)年の初回以来となる両都市間約80キロのリレーを行い、実行委員や賛同する地域サポーター、一般参加者ら45人が国道19号沿いを走ってたすきをつないだ。 早朝に松本市の松本城公園を、長野市の善光寺に向けて出発した。臥雲義尚市長や親子ら12人が園内や外堀沿いを走り、第2走を務める松本短期大学(松本市笹賀)の学生にたすきをつないだ。手作りのオレンジリボンも配った。 実行委員会(小松卓也委員長)が毎年、県内各地で取り組んでいる。今年は11月3日の「まつもと市民祭松本まつり」でも啓発チラシを配り、午後5~9時に松本城と善光寺でオレンジライトアップも計画している。 事務局の安藤民平さん(48)=飯田市=は「児童虐待を未然に予防できるよう相談できる地域や社会にすることが大切。関心を向けてもらえれば」と話していた。
市民タイムス