【最新調査】静岡県知事選挙の情勢を支持政党別、地域別に分析!争点への有権者の反応は?(5月26日投票)
鈴木氏と大村氏の支持政党別、地域別の動向は?
トップを争う鈴木氏と大村氏の支持政党、地域別の動向はどうなっているのでしょうか。 鈴木氏は推薦を受けている立憲と国民の支持層のそれぞれ7割を固めたほか、維新支持層の6割、れいわ新選組支持層の7割、無党派層の4割からも指示を得ています。さらに、自民・公明支持層の3割程度も取り込んでいる状況です。 対する大村氏は、推薦政党の自民支持層の6割弱、「自主投票」の対応をとる公明党の支持層から7割強、無党派層の約3割から支持されています。 MC鈴木氏「鈴木氏は推薦政党に限らず、幅広い支持層に食い込んでいる印象を受けますね」 中山「他社の情勢調査でも無党派層の食い込み方に差はあれど、与党の支持層もしっかり取り込んでいる傾向には違いなかったです」 一方で、大村氏は推薦政党の自民を固めきっていないことからも鈴木氏に一歩遅れをとっている状況が浮き彫りとなりました。ただし、他社調査では肉薄している傾向を示す結果も出ているため、今後情勢が変動する可能性も残っています。 ここで、MC鈴木は静岡県の政党の勢力を話題にあげました。 MC鈴木「そもそも静岡県は自民党の支持層のボリュームが大きいのでしょうか」 中山「自民党の比例得票数などは確かに多いが、野党の支持層を合わせるとどっこいどっこい。小選挙区をみても、全て自民党ではなく野党も議席を獲得しています。必ずしも保守系が強い地盤とは言えません」 さらに、地域別にみてみると、また違う情勢が見えてきます。
今回の調査では、静岡市、浜松市と、両市を除く西部・中部・東部の各地域に分けて分析しました。各地域の情勢は以下の通りです。 ・静岡市では大村氏、浜松市では鈴木氏がそれぞれ先行 ・中部地域では鈴木氏がリード ・東部地域では大村氏と鈴木氏が横一線で激しく争う。態度未定者が最も多い 週末に選挙現場を訪れた中山も、鈴木氏と大村氏ともに「地域を意識した演説をしていた」と振り返ります。大村氏は元静岡県副知事の経験から「静岡全体の大村」とアピール。一方、西部に位置する浜松市で市長を務めていた鈴木氏は東部から選挙活動をスタートして「西部の鈴木じゃない、全県の鈴木だ」と訴えていたそうです。