「南海トラフ地震」臨時情報から1週間 注意は継続 期間中の対応分かれた自治体
13日に開催された関門海峡花火大会では、地震が起きた場合の避難経路を改めて確認するなどの対策が取られました。 ただ、福岡の自治体は震度4以上を観測しなかったなどとして、災害警戒本部などは設置されませんでした。 ■発生確率に変わりなし 南海トラフ地震臨時情報の「特別な呼びかけ」は1週間で終了しましたが、専門家は、この1週間に科学的な根拠はなく、今後も注意が必要だと指摘します。 九州大学 杉山高志 准教授(防災心理学) 「地震発生後から7日目と8日目の間に、発生確率として大きな違いがあるかというと、決してそうではありません。すなわち、臨時情報が解除(呼びかけ終了)されたとしても、その後に全く地震が起きなくなったということではない。引き続き注意をする必要があります」
RKB毎日放送