タヒチ島チョープーで開催!パリ2024オリンピック サーフィン 日本代表4選手と注目の見どころを解説!
コナー・カラサワ・オレアリー
オーストラリアの父と日本の母の間に産まれた、コナー・カラサワ・オレアリー。 母、柄沢明美さんはJPSA(日本プロサーフィン連盟)の元グランドチャンピオン。オーストラリアNSW州シドニー南部のクロヌラという街で生まれ育った。オーストラリアで国際試合が行われる際は、試合に出場する日本人のサポートを明美さんがしてくれて日本人のトッププロサーファーはお世話になった選手が多い。 2016年に南アフリカで行われたWorld Surf Leagu Qualify Series QS10000というQualify Seriesの中で1番グレードの高い試合で優勝。その年のQualify Seriesのチャンピオンとなり、Champion Tour入りを果たす。 2017年World Surf Leagu Champion Tour第5戦「Outerknown Fiji Pro」で2位に輝き、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。2019年にはChampion Tourから脱落したが、2021年に再びChampion Tour入りを果たした。 約190cmと高身長を生かしたダイナミックなサーフィンが特徴。
稲葉玲王
東京オリンピックのサーフィン会場となった、千葉県一宮町出身。 プロサーファーである父の影響で幼少期からサーフィンを始める。サーフボードのスポンサー、トコロサーフボードでお世話になりながら12歳からハワイ・ノースショアへ通い初める。 JPSA(日本プロサーフィン連盟)では13歳と当時の最年少記録でプロ公認を得る。2021年JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第1戦 -CS1- さわかみチャレンジシリーズ 一宮プロ -Challenge で初優勝を飾った。 2023年「第4回ジャパンオープンオブサーフィン」で優勝し、「ISA World Surfing Games」日本代表の座を獲得。その大会でアジア最高位となり、パリオリンピックの出場権を獲得した。 パリオリンピックでは、昨年癌によりこの世を去った日本サーフィン界の一時代を築いた偉大なサーファー、小川直久氏がハワイ・ノースショアにあるパイプラインという世界屈指のサーフポイントでおこなられた大会で10点満点をたった着出した時に着用していた同じ柄のヘルメットを持参してパリオリンピックに挑んでいる。 サスティナブルスニーカーブランドCARIUMA(カリウマ)とアスリート契約を結んだ。