ソフトバンク小久保監督、交流戦初陣は阿部巨人と激突「いい試合がしたいですね」 「王貞治DAY」に必勝期す
パ・リーグの首位を快走するソフトバンクが、得意の交流戦に突入する。交流戦前最後のロッテ3連戦(ZOZOマリン)は3連敗を喫したが、貯金16をつくり、2位日本ハムとは4.5ゲーム差。2005年に始まった交流戦(20年は中止)では12球団最多8度の頂点に立っており、19年以来5度目の「交流戦V」で再加速を目指す。 ■「デザインのこだわりからレジェンド」王貞治DAY特製グッズ発売【写真】 28日からの交流戦開幕カードは阿部慎之助新監督が率いる巨人と東京ドームで対戦する。小久保裕紀監督にとっては古巣であり、元チームメートの阿部監督と初対戦。「もちろん(楽しみ)。初戦は王貞治さんデーなので。いい試合がしたいですね」と話した。28日は巨人の球団創設90周年記念試合「王貞治DAY」として催されるが、ソフトバンクの王貞治球団会長の愛弟子である小久保監督も負けるわけにはいかない。「当然(勝ちを)ね。(王会長は巨人)30年、(ソフトバンク)30年で、歴史的には半分ずつなので」と笑みを浮かべた。 トレードで巨人に移籍し、今季2勝を挙げている高橋礼と対戦する可能性もある。「そうなったらうれしいですね。ちょこちょと見ていたら、シンカーというか落ちる系を使っているのかなという気がします。決まったらコーチ陣が対策を練るので」と話した。
西日本新聞社