JR九州ダイヤ改正、熊本県内の豊肥線で通勤時間帯に車両増やし運行区間延長へ…TSMC進出で利用伸びる
JR九州は13日、来年3月15日に実施するダイヤ改正の内容を発表した。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出に伴って利用が伸びている熊本県内の豊肥線で、朝の通勤時間帯に車両を増やしたり運行区間を延ばしたりする。九州・山陽新幹線では、大阪・関西万博の開催にあわせ、鹿児島中央駅を早朝に出発する臨時便を設定する。 【動画】TSMC熊本工場で開所式
豊肥線では、熊本―光の森駅間を午前8時台に走る上下各1本の運行区間を延長し、TSMC熊本工場(熊本県菊陽町)に近い原水駅や肥後大津駅にも停車させる。さらに、朝に2両で運行している上下計3本について、車両数をそれぞれ1~2両増やす。
一方、新幹線では、鹿児島中央駅を午前6時に出発して新大阪駅に同9時59分に着く「さくら」を新たに運行する。万博の利用者を見込み、週末などに運行を予定しているという。