【MEGUMI】また自分を労われる日が必ず来る…。子育て中の美容は後回しでいい理由
昨年、自身はじめての美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)を出版したところ、2023年で最も売れた単行本実用書となり、すっかり美容家としてのイメージが確立されたMEGUMIさん。様々なトーク番組やコンテンツで見かける機会も多く、その歯切れの良いトークに、私たちwith class世代の女性の多くは共感や親近感を持っています。そこで今、多忙を極めるMEGUMIさんに仕事と育児と自分のケアのバランスの取り方について、伺いました。 【写真をもっと見る】キレイすぎる……40代でも異次元の透明感をもつMEGUMIさん
子育てに髪振り乱して必死になっていた時代を振り返って
20代でほうれい線ができてから10年、MEGUMIさんは必死に様々な美容法を試し、スピリチュアルにハマったり、プロによるメンタルケアにも通ったことがあったそう。その結果、『自分の感情は変えられないけれど、良い方向へたずなを引くことは出来ると分かってきた』と、5月12日に発売される新刊『心に効く美容』(講談社)の『はじめに』で語っています。
自分を見つめ、弱っているところは認めて労わってあげる。実体験をもとに書かれた、そのプロセスの大切さにはとても納得したのですが、with classの読者のなかには、自分を見つめる時間自体を取るのが難しい人も多いです。 「そうですね、今となったから自分もできていると思います。やっぱり私も、息子がちっちゃかった頃は自分のケアなんて考える余裕がなくて、睡眠さえ、気がついたら寝ていたといった感じで、ちゃんと眠れてさえいなかったです」 メディアに出てずっと表舞台で活躍されていたMEGUMIさんにも、そんな時代があったんですね。 「美容も今ほどできていなかったし、知識もなかったですし。でもね、自分を後回しにして髪振り乱して子育てに必死になっていたあの時代があるから、今の私があるし、もう子供の手が離れてしまった今となっては、あの時代が本当に豊かな時間だったなと思うんですよ」
完璧な自分じゃなくて全然いい
新刊のなかで、『子育ての渦中は仕事との両立にとにかく必死で、その瞬間瞬間は懸命にやってはいたけど、あの日々がどれだけ幸せだったか、息子が離れてから強く感じています』と、子離れについて振り返る部分があります。 「自分に向き合える時間はまた必ず訪れるから。今やるべきことは何がメインか、それを自分の中に定義付けすることがすごく大事だと思います。 世の中にはキラキラしている人や物があって、こうやるといいみたいな情報もあふれているから、それを自分ができていないと、自分に刃を向けてしまう人も多いですよね。でも、例えば今、幼い子どもを育てているのだとしたら、それだけで本当に大変なことをしているから。幼い子供を育てつつ、キラキラするなんてもう絶対無理だから、完璧な自分じゃなくて全然いいと私は思いますよ」