「光る君へ」公式インスタグラム（＠ｎｈｋ＿ｈｉｋａｒｕｋｉｍｉｅ）より

　女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」（日曜・午後８時）の第４１話が２７日に放送され、世帯平均視聴率が９・５％だったことが２８日、分かった。（数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ） 【写真】賢子と双寿丸のシーンにほっこり 　初回は１２・７％でスタート。今回は第５０回衆院選の開票速報番組があるため、５０分前倒しの午後７時１０分スタート。通常放送の前回９・８％から０・３ポイント減。個人視聴率は５・６％だった。 　１９９６年「ふたりっ子」（ＮＨＫ連続テレビ小説）、２０１０年「セカンドバージン」（ＮＨＫ）などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は０６年「功名が辻」に続き２回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 　第４１話は「揺らぎ」。即位した三条天皇（木村達成）と道長（柄本佑）の間では、早くも水面下で覇権争いが始まろうとしていた。道長の息子たちの序列争いも表面化し…。その頃、まひろ（吉高由里子）は天皇を失った悲しみに暮れる彰子（見上愛）を慰め、和歌の会を催すことに。すると、招かれていないききょう（ファーストサマーウイカ）が現れる。さらにまひろの実家では、娘の賢子（南沙良）と若武者・双寿丸（伊藤健太郎）が仲を深めはじめ…という展開だった。 　不穏なムードが続いているが、賢子と双寿丸のシーンには視聴者もほっこり。まるで初恋のような２人の空気にネットは「内裏パートが重苦しいから賢子双寿丸パートが癒し」「賢子の少女漫画パートかわいいな」「双寿丸かっけー！賢子胸キュン」「双寿丸は直秀みあるし、まひろと道長の血が流れてる賢子は惹かれる宿命だわ」「重たい道長パートから賢子＆双寿丸パートは急に少女漫画で楽しい」などの声が上がっている。