日本代表 DF菅原由勢「帰化選手はほぼ全員知っている」 5季のオランダでのプレーでインドネシアの帰化選手は熟知
【ジャカルタ12日=山下幸志朗】 サッカー日本代表は、15日に当地で行われる2026年W杯北中米3カ国大会のアジア最終予選第5戦インドネシア戦に向けて合宿2日目の練習を行った。DF菅原由勢(24)=サウサンプトン=は「ヨーロッパの経験も豊富だと思うし、素晴らしい選手たちがそろっているので、非常にそういう選手とやるのは楽しみです」と、東南アジアの新興国との対戦を心待ちにした。 「帰化した選手はほぼ全員知っている。対戦したことのある選手もたくさんいます」と菅原。オランダ1部AZアルクマールで19-20年から5季プレーした24歳はインドネシア躍進の要因となっている旧宗主国のオランダ系の帰化選手の実力は把握済み。「要所、要所でヨーロッパっぽいプレーをすると思う」と警戒した。 最終予選にはここまで4試合連続でベンチ入りも、出番がない。「やっぱり代表に貢献したいという思いをピッチ上で証明しなきゃいけない。この代表期間だけじゃなくて常にチームを勝たせられるように、W杯で優勝できるようにやれている」と菅原。よく知る相手との試合にこの2カ月間の思いをぶつける。