<心一つに>龍谷大平安・選手紹介 第1部/8 捕手の道、日々研究 松浦玄士選手(2年) /京都
◇松浦玄士(げんし)選手 昨秋の府大会は背番号「12」だった。しかし、近畿地区大会出場を決めた3位決定戦に初めて捕手として先発でフル出場し、5打席で4出塁。近畿大会では「2」のユニホームで3試合全イニングに出場した。 高田商(奈良)との準々決勝では好機を広げ、先制の3点につながる二塁打や押し出し死球の打点を残した。しかし、準決勝の大阪桐蔭戦では反撃ムードをしぼませるバント失敗も。「つなぐ打撃をしなければいけないのに……。まだ自分が『正捕手』という確信は全然持てない」と話し、寮で同部屋のエース桑江駿成投手と投球術の研究を重ねる。 中学時代は、実家の長崎県松浦市から車で片道約1時間かかる福岡県のチームでプレー。龍谷大平安が2018年に甲子園春夏100勝を達成した試合の一丸となって戦う姿にひかれ、進学を決めた。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学 長崎県松浦市立調川中(2)身長169センチ・体重71キロ・右投右打(3)今年の目標 春夏甲子園出場(4)好きな野球選手と理由 甲斐拓也選手(ソフトバンク)強肩でチームから信頼されている(5)好きな食べ物 唐揚げ 〔京都版〕