日本代表WTBジョネ・ナイカブラ（©JRFU）

26日のラグビー「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド（NZ）代表戦（日産ス）に向け宮崎市内で合宿中の日本代表で、WTBジョナ・ナイカブラ（BL東京）とFLアイザイア・マプスア（トヨタ）が21日、オンライン会見に応じた。 昨秋のW杯代表で今年のテストマッチで2トライをあげているナイカブラは、「アタックのときは『インサイドショルダー』を狙うのがNZに勝つための方策」と明かした。インサイドショルダーとは、タッチライン側の反対サイドの肩のことで、NZ代表のディフェンスの特徴として、タッチラインに向かって内側から押し出すような動きをするという。「体の方向もタッチラインを向いているので、その反対の肩に向かって強く内に切り返していく」とナイカブラ。そうすれば、相手の強いタックルを受けず、あわよくば突破することも可能になる。「他にはハードワークして、ボールタッチを増やすこと。SHのすぐ外側や、SOの内側などでボールをもらえるようになったことが、今のパフォーマンスにつながっている」と話した。 今年日本代表入りしたマプスアは、「自分自身が日本代表でプレーできるなんて、夢がかなった瞬間。W杯にも出たいので、このまま、いいパフォーマンスを続けていきたい」と2027年W杯をターゲットにしていることを明かした。「僕らは自分たちのスタイルに自信を持っているので、それをしっかり遂行できればNZにも勝てる」と〝超速ラグビー〟の爆発を期した。