雨が降っても行列が 竜丘小学校6年生がメンマ販売【長野県飯田市】
長野県飯田市竜丘小学校の6年生が21~23の3日間、自分たちで収穫したタケノコで作ったメンマ「天竜いなちく」500袋を地元スーパーの店頭で販売した。 竹林の整備と竹資源の活用を継続的に行う「鵞流峡(がりゅうきょう)復活プロジェクト」に呼応した学習の一環で、タケノコは5月に収穫。加工は業者に依頼し、販売用は600袋を製造し、1袋500円で販売した。 初日は45分、2日目は20分で完売。最終日は雨が降ったものの、開店前から行列ができ、子どもたちはプラカードを掲げて「何にでも合うおいしいメンマです」などと呼び込みに力を入れたほか、店内アナウンスでも一般客にPRした。 メンマの販売は6年生が代々受け継ぐ活動に発展しており、今年の6年生は13日に市内で開かれた第6回純国産メンマサミット in 飯田の会場でも100袋を販売している。 収益は、学習を支援してくれた関係者を招く「お礼の会」などの費用として使う予定。